夜勤のメリットとデメリット

夜勤のメリットは、仕事の条件が向上することではないでしょうか。
楽な仕事で稼ぎたい気持ちは皆同じでしょうが、深夜に働くだけでそれが付加価値になるのです。賃金は、通常の時間帯に比べて25%アップします。さらに、会社独自の夜勤手当を設定しているところも多いようです。
また、通勤電車での混雑もないので精神的な負担がかなり軽減すると思います。 魅力の多い夜勤ではありますが、健康面で注意しておきたいことがあります。徹夜で仕事をしたあとにすぐ眠れない経験をしたことがある人も多いと思いますが、そもそも人間の体は深夜に行動するようにできていないそうです。夜勤は、その摂理に抗う行為であるので、不眠症や自律神経失調症、または生活習慣病リスクが向上する要因にもなりかねません。事実、長きにわたって夜勤をしてきた人の平均寿命は一般の人と比べて5年以上短いと言われています。条件は魅力ですが、多かれ少なかれ健康を犠牲にしていることを覚えておきましょう。
夜勤を始めてから、いつも頭がすっきりしない人も少なくないのではないでしょうか。 夜勤の仕事に就く時は、完全に生活リズムを夜型にしましょう。自宅には、日光が入りにくい環境を作り、昼間でも熟睡できるようにしましょう。休日も出勤日と同じリズムで行動し、食事のあとすぐに眠らないようにすることなどを気をつければ、体の調子が良くなってくることでしょう。
夜勤にはメリットがありますが、できれば数年間など期間を限定したものにした方がいいかもしれません。健康に気をつけて働きましょう。